知ってる?インド

マサラ・クラフトが100倍楽しくなる!?インドのまめ知識教えます!

その1スパイスは低体温の人におすすめ

スパイスには薬効作用があります。たとえば、ターメリックなら切り傷に直接塗り込んで止血に、腹痛ならアジワイを、といった具合にいろいろな効能があります。いずれにせよ、低体温の方に特にすすめです。

チャットニーの秘密

テーブルにある緑のソース「チャットニー」はタンドール料理に必ずつけてください。作り方はコリアンダー、ミント、ホウレンソウ、ピーマン、タマネギ、スパイス(配合は秘密)、酢、砂糖をペースト状にして、ひと晩寝かせます。カレーやサラダにもよく合うので、辛いのが苦手な人はマヨネーズを混ぜて。マイルドに召し上がれます。

インドの屋台事情

インドの人たちはスナックバーと呼ばれる屋台をよく利用します。その形態は手押し車から軒を連ねるプチフードコートまでさまざま。ひと息入れるためのチャイ屋、ランチに利用するカレー&チャパティ(鉄板で焼く全粒粉パン)や炭焼の店、デザートのクルフィーや甘菓子屋…。日本同様インドでも、うまい店には行列ができます。

ガラムマサラはおふくろの味

ヒンディー語で「熱い香辛料」という意味を持ち、辛味よりも香り付けに使われる総合スパイス。材料はカルダモンやクローブ、ナツメグなど多種を、多彩に組み合わせます。それぞれの家庭に伝わるブレンド法がある、インド版“おふくろの味”です。

知ってる?アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダはWHOで推奨される予防医学

アーユルヴェーダは「生命(アーユル)の知恵(ヴェーダ)」という意味を持つ、長い歴史のあるインドの医学。健康と病気は一元的なもので、健康な人がいきなり病気になることはないという考えのもと、個人の体質や気質に合わせて、心と身体のバランスを整えて、自然治癒力を高めていきます。体力を増進しながら活動能力を高め、病気を寄せつけず、いつまでも若々しく、健康で幸福な長寿を得るための知識なのです。

アーユルヴェーダでは、人の身体は、「空・風・火・水・地」の五大元素で形成される、「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーからなると考え、「ヴァータ(運ぶ・動かす力)」「ピッタ(使い切る・消化力)」「カパ(まとまろうとする力)」の3体質に分類されます。

ドーシャの乱れが心と身体の病気を引き起こしますが、多少の乱れくらいでは病気にはならず、食生活などを改善すれば生命力を取り戻せます。乱れがたまり、許容範囲を超えれば、身体の弱い部分に慢性病が発生するため、 体内に溜まった毒素を出し、人間が本来持っているパワーを自然に発揮できるように治療していきます。

また、ヴァータが強い人は、不規則な生活になりやすいので身体を冷やしてはいけない、カパが強い人なら、室内にこもりがちなので屋外でしっかり運動するなど体質別の健康法があります。

アーユルヴェーダは現在、病気を治療するだけでなく、病気にならない身体をつくる予防医学として、WHO(世界保健機構)で推奨されています。

どのよう食事をとるかがポイント

アーユルヴェーダでは、食べ物を最高の薬とし、食事が重要視されています。しかも、何を食べるかよりも、どのように食べるかが大切なのです。食べ物には甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味の6つの味があり、1日の中で、6種類をバランスよくとることがポイントです。甘味、酸味、塩味はヴァータをバランスのとれた状態にし、カパを増やします。辛味、苦味、渋味はヴァータを増やし、カパをバランスのとれた状態にします。甘味、苦味、渋味はピッタをバランスのとれた状態にし、酸味、塩味、苦味はピッタを増やすといった具合に、6つの味がドーシャのバランスに大きく作用しているのです。

量については、腹3分の2程度が望ましく、液体と固体がそれぞれ3分の1ずつ、そして空気3分の1が良いとされています。

また、食べ合わせも重要で、牛乳と魚、肉、酸っぱい果実などを同時にとることは、悪い食べ合わせです。メイン料理に肉や魚が使われ、デザートにつくことが多い食事中に、牛乳をとることはありません。さらに、デンプンを含む食べ物と卵、ヨーグルトと酸っぱいフルーツなども、消化の状態を悪くするとされています。

アーユルヴェーダでいう規則的な食事とは「お腹が減ったら必ず次の食事をとる」ということを意味し、お腹がすいていないのに、時間が来たら必ず食べるということではありません。また、食べることに集中すると体内での消化吸収がすみやかに行われ、栄養が身体に行き渡るとされています。そして、食後はすぐに動かないことも大切。3〜5分は座ったままでいるのが理想的です。